初めての釣りに適したエサ選びについて
初めての釣りに適したエサ選びについて
釣り竿などの必要アイテムを一通り揃えたら、いざ釣りに出かけます。
しかし、意外と最初の時点で躓きやすいのがエサ選びなんです。
慣れれば問題はありませんが、最初はどんなエサの種類があってどうやって選べばいいのかわからないもの。
今回は初心者にオススメの定番エサや、エサの選び方、エサの付け方について紹介していきます。
★定番のエサ
なんといっても最初に抑えておきたい定番のエサと言えば「青イソメ」と「シラサエビ」です。
・青イソメ(青ムシ)
青イソメは青ムシとも呼ばれます、ほとんどのお店で安く購入することが可能で、魚がよく食いつくエサなので初心者だけでなく釣りを楽しむ全ての人が選んでいるエサです。
またほとんどの魚が好むエサでもあるため、万能とも言えます。
最初は気持ち悪い!と思うかもしれません、釣りを始めたばかりの女性は触れないから誰かに取り付けてもらう、ということもよくあります。
しかし釣りをしばらく続けていると慣れて、誰でも自分で取り付けることができるようになるので最初だけ頑張ってみてください。
・シラサエビ
続いてはムシではなくエビです。淡水にすんでいるシラサエビは、エサとしての食いつきがいいので好んで使われる定番のエサのひとつです。
関西では滋賀県の琵琶湖でとれたものが多く売られていますが、中国産の安いものも増えてきました。
ちょっとコストがかかりますが、エビを撒きながら釣るという撒き釣りを好む釣り人も多くいます。
ただこの方法はコストがかかる他、生きている状態のままエビを保管しておける専用ケースなどが別に必要となるため、釣りに慣れた頃に挑戦してみるのがいいでしょう。
★エサの取り付け方
定番のエサの他、様々なエサがありますが、全てを紹介するよりもまずは抑えておきたい基本的なエサだけを紹介しました。
続いては、エサを準備したあと実際に釣りをする時に、エサを取り付ける基本の方法を紹介します。
・ちょん掛け
釣り針をエサの頭の部分に「ちょん」と刺すだけの簡単な方法で、初心者はまずこの基本的な方法だけ抑えておけばしばらく困りません。
ブスブスと刺しまくる方法ではなく、一か所だけですのでエサに対するダメージも最小限で活きの良い状態をキープしたまま釣り場に落とすことができます。
エサが死んでしまうと魚の食いつきが悪くなるため、上手く取り付けられないからといって何度も刺し直したりしなくて済むようにしましょう。
何度かやっていれば慣れてきますので、安心してください。
・ふさ掛け
青イソメをひとつではなく、複数取り付ける方法です。ボリューム感がでて魚に気付かれやすく、効果的にアピールできます。
大きな魚を狙う時などには、ある程度のエサのサイズが必要となる場合があります。そんな時に効果的な方法です。
★まとめ
初心者はたくさんのエサや取り付け方法を覚えなくても、まずは青イソメとシラサエビ、そしてちょん掛けとふさ掛けだけ覚えましょう。
これだけで基本的なエサの知識を抑えたと言っても過言ではないほど、基礎の基礎になる部分です。
最初は青イソメに抵抗があるかもしれませんが、生理的に無理といった理由でなければ積極的に慣れるように接していきましょう。
だんだん釣りに慣れてきたら、狙う獲物ごとにエサを変えたり他の取り付け方を試したりと挑戦していくのもまた楽しさと言えます。